東京オリンピックのボランティア共通研修

東京オリンピックのボランティア共通研修が開催

1964年東京オリンピックの選手村として使われたこの場所。この施設のセミナーホールで2020東京オリンピックのボランティアの共通研修を開催。ボランティアの取り組み姿勢として「私が輝く」ことで一人ひとりの輝きとなり、やがて大きな輝きとなることを願う、と篤い思いをボラサポは伝えていた。

A君 主催は誰ですか。
 ボランティア組織委員会なのだろうけど、ボランティアの啓発、育成は日本財団ボラサポが担当してます。Wikipedia、ジャポニカ、ブルタニカなどを使って教科書(180ページ)を作っているようだけど教壇に立つ若い講師は大衆の心を掴むのがうまく、よくできた方々だね。見方を変えると大衆を煽るちょっとした宗教じみた集会と似通うな。

 A君 ボランティア組織委員会は金があるんだよ。
 金があるんだ。オリンピック開催時にはボランティアは足代(1000円)、弁当にコスチューム一式(頭から足元まで支給品)をいただくだけ。スポンサー(大手企業)が何を出すのか分からないけれど飲み物、薬など消耗品の支給もあると言っている。
研修時の足代は出ないよ。交通費自己負担。遠いところから来る人もいるから大変だね。

ボランティアは自発的行為ではあるけど社会構造の変化で現在は様々な考えが加わりボランティアの意味も多様性に溢れているね。

 ボランティアの総数は8万人と言われてますね。オリンピックの選手の数が約10000人、パラの選手数が約5000人。選手の監督スタッフが3倍45000人として、来客数が壱日当たり何百万人になるのでしょうか。それらの人たちにお手伝いするのが8万人のボランティアです。結構応募数が多くて定員数の数倍って聞いたような気がするけど。
 会場を見渡すと私みたいな年寄りは25%前後のような気がする。若い女性(多分主婦)が多い。青年も多いように見受けられる。みんな自主的に参加してます。


 研修会の様子





ボランティアのコスチューム



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